プレデター:ザ・プレイ

2022年

アメリカ


プレデターシリーズ5作品目。


18世紀初頭のアメリカ中西部を舞台に、原住民とプレデターとの戦いを描く。


第1作目よりももっと古い、アメリカ植民地時代にプレデターが出現。

銃も持たないアメリカ原住民たちがこれに遭遇し、不屈の精神で立ち向かう。


今回登場するプレデターはやや原始的な種族。

かぶっているマスクは何かの動物の骨で、武器も鋭器が中心。

おなじみの光線銃は持っておらず矢を発射する。

けど光学迷彩や爆弾はちゃっかり持ってる。


プレデターと人間の対決を再びシンプルに描いた本作は、配信映画として公開されながら好評を得て、シリーズ続編の制作にも繋がった。


あらすじ

アメリカ中西部の大平原に暮らす、ネイティブ・アメリカンのコマンチ族。

部族の若い女性ナルは、兄ターベのような偉大な戦士になることを夢見ていた。


ある日、部族の仲間を襲ったピューマを仕留める為に、兄のターベが狩りに出る。

ナルもこれに同行した。

この狩りの最中に、ナルは奇妙な光と音を聞く。

狩りはターベが無事にピューマを仕留めたことで村は賑わっていたが、ナルは何か得体の知れない脅威が森にいることを感じていた・・・


ナル/アンバー・ミッドサンダー


ストーリー  ★★★

映像     ★★★

キャスト   ★★★

プレデター度 ★★★★


ネタバレ!

ナルは驚異の正体を探ろうと、愛犬を連れて1人で森へ出かけた。

ところがグリズリーに遭遇してしまい、危機一髪となる。

そこに登場したのがプレデター。

プレデターはグリズリーを殺すが、恐怖したナルはその場を逃げ出す。


ナルが突然村からいなくなったことで、部族の仲間たちが探しに来ていた。

プレデターはこの仲間たちも殺しまくる。

ナルは逃げる途中で、くくり罠に足を取られてしまった。

身動きが出来ない無抵抗なナルを、プレデターは敵と見ずその場を去る。


罠を仕掛けていたのは、プレデターを捕えようとしていたフランス人の探検家たちだった。

兄のターベも同様に捕まっており、兄妹はプレデターをおびき寄せる餌として木に縛りつけられる。

しかしプレデターは動けない兄妹は無視して、フランス人探検家たちを惨殺する。


その間に兄妹は脱出する。

兄のターベはプレデターと戦うが、殺されてしまう。

ナルは最終的にプレデターのマスクを奪い、そのロックオン機能を利用してプレデター自身の武器で倒すことに成功した。



文明利器もないネイティブ・アメリカンが、機知でプレデターと戦う描写は面白い。

(最後には銃を手に入れるけど)

ただ映画は全体的に暗く、展開も単調なので盛り上がりに欠けるところです。

大作ではないけれど、プレデターらしい良作といったところでしょうか。


でもプレデターシリーズを見続けた人にはご褒美があります。


1987年「プレデター」でダッチ少佐率いるコマンドーチームには、ネイティブ・アメリカン出身のビリー・ソールという兵士がいました。

彼の前世は、本作の兄ターベであることが公式に認められています。


また1990年「プレデター2」でハリガン刑事が最後に手にした拳銃には、ラファエル・アドリーニ1715という刻印がされていました。

本作の舞台は1718年で、フランス探検隊で通訳をしていた人物がラファエル・アドリーニという名前です。

ということは彼の銃を手に入れたナルは後日、新たなプレデターに遭遇し殺され奪われてしまうのでしょうか。

君蔵さんの映画日記

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