ライジング・ドラゴン
2012年
香港・中国
原題は「十二生肖」。
意味は十二支。
“アジアの鷹”と称されるトレジャー・ハンターのジャッキーが、世界を股にかけて秘宝を追い求める冒険活劇。
1991年「プロジェクト・イーグル」の21年ぶりの続編となる。
体を張った危険なスタントアクションは、本作を最後に引退するとジャッキーが宣言した作品。
これまでビルから飛び降りたり、傘1本でバスにぶら下がったりと、数々の危険なアクションを自らこなしてきたジャッキー。
本作でも全身ローラースーツで峠道を疾走したり、スカイダイビングで空中戦や地面を転がり落ちるスタントを行っている。
こういったジャッキーの命がけスタントは今回の映画が見納めとなる。
以降も映画には多数出演するが、カンフーアクション程度にとどまっている。
あらすじ
中国の清朝時代、国宝である“十二支像”は諸外国の略奪によって国外へ持ち出されていた。
この失われた十二支像を収集する古美術商のローレンスは、残り6つの像を探し出すようアジアの鷹に依頼する。
アジアの鷹ことジャッキーのトレジャーチームは、精巧なレプリカを作成しフランスのパリへと向かった。
ジャッキーはそこで、十二支像を研究する女性学者のココと出会う。
彼女は、中国の至宝である十二支像は国へ返還するべきであるという。
しかし、一攫千金を狙うトレジャーハンターのジャッキーには受け入れ難いものだった・・・
ネタバレ!
ジャッキーは像を所有するフランス貴族の屋敷に侵入し、首尾よく2つの像のすり替に成功する。
しかし逃げる途中に女性学者のココと遭遇し、計らずとも2人は行動を共にすることになる。
次なる像は南シナ海。
中国を略奪したフランス軍の船が、帰路の途上で沈んだとされる場所だった。
一行は海賊の襲撃に遭いながらも、難破船で像を発見する。
だがジャッキーたちが十二支像を探す本当の目的を知ったココは、彼を非難した。
そして彼の元を去る。
その頃、十二支像を所有する古美術商のローレンスがオークションに出品を始める。
この競売はココたちの抗議活動で阻止されたが、ローレンスはココの弟らを誘拐する強行手段に出た。
金儲けよりも愛国心に目覚めたジャッキーは、ココを助けることにする。
ジャッキーはローレンスの贋作工場に潜入して奮闘、人質を救出する。
ついにローレンスは最後の手段に出て、十二支像がオークションで落札されなければ破壊すると宣言。
そして宣言どおりに火山の上空から十二支像を投げ捨てた。
ジャッキーもスカイダイビングでそれを追い、空中での乱闘の末に十二支像を守り抜く。
かくして十二支像は再び中国で揃うことができ、ローレンスは贋作と盗難の容疑で逮捕された。
十二支像だからあと2体はどこにあったのとか思うけど、そんなことはお構いなし。
お話はおいといて、アクションを存分に堪能するがよろしいでしょう。
流石にパラシュートなしで地面に激突するのは演出でしょうが、それでも斜面を転がり落ちるのは本当です。
痛々しいジャッキーを観るのもこれが最後です。
映画のラストで病院にいるジャッキーを見舞いにきた女性はジョアン・リン。
ジャッキー・チェンの本当の奥さんです。
まさに“お疲れ様”ですね。
ありがとうジャッキー。
でも彼の戦いはまだまだ続くようです。
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