80デイズ

2004年

アメリカ


ジュール・ヴェルヌ原作の「八十日間世界一周」の映画化作品。


イギリスの紳士が、80日間で世界一周ができるかどうかの賭けで世界旅行に旅立つ冒険物語。

1956年に一度映画化されており、本作はそのリメイクにあたる。


ただしお話は大幅に脚色されており、原作にはない中国寄りになっている。

主人公もイギリス紳士のフォッグ卿ではなく、執事のパスパルトゥーが主役。

演じているのはジャッキー・チェンで、中国人ということになっている。


原作とあまりにかけ離れた為か、ハリウッドの大作映画でありながらすこぶる評判が悪い。


あらすじ

中国人のラウはイングランド銀行から仏像を盗み出す。

ロンドンの街中を逃げ回っていた彼は、資産家であるフォッグ卿の屋敷に逃げ込んだ。

発明家のフォッグ卿はちょうど助手を探していたこともあり、ラウは"パスパルトゥー”という名で執事として雇われることになる。


一方でそのフォッグ卿は、王立科学アカデミーで会長のケルビン卿と対立する。

その結果、80日間で世界を一周できるかどうかという賭けをするこになった。

こうしてフォッグ卿とパスパルトゥー(ラウ)は世界一周を目指してロンドンを出発、パリへと向かった・・・


パスパルトゥー(ラウ)/ジャッキー・チェン

フォッグ卿/スティーヴ・クーガン


盗賊団頭/カレン・モク

盗賊団/ダニエル・ウー

盗賊団/マギー・Q

盗賊団/ケネス・ロー

盗賊団/マース


カメオ出演

ヴィクトリア女王/キャシー・ベイツ

トルコ王子/アーノルド・シュワルツェネッガー

黄飛鴻/サモ・ハン・キンポー

ライト兄弟/オーウェン・ウィルソン


ストーリー ★★★

映像    ★★★

キャスト  ★★★★

香港映画度 ★★★★


ネタバレ!

パスパルトゥー(ラウ)が盗んだ仏像は、もともとラウの故郷の村の宝。

それが盗賊団に奪われ、そしてケルビン卿へと渡っていた。

彼は仏像を取り戻す為にイギリスへとやって来たのだ。

ラウは世界一周旅行で中国の故郷へ立ち寄り、仏像を返すつもりだった。


フォッグ卿とパスパルトゥーの一行は行く先々で、ケルビン卿に雇われた盗賊団に襲われる。

またイングランド銀行から仏像を盗んだことで、ロンドン警察の刑事からも追われる。

フランスのパリ

トルコのイスタンブール

インド

と、一行は珍騒動を繰り広げながら旅を続ける。


そして中国の故郷で仏像を返し、アメリカ大陸へ。

サンフランシスコからニューヨークへと大陸を横断し、ロンドンへ帰って来る。

見事に80日間で世界一周を成し遂げた一行はハッピーエンドを迎える。



とまあ、子どもでも楽しめるような冒険活劇のハズなんですが、イマイチ評判が悪いようです。

原作では中国大陸には入らず(香港には寄る)、日本にも寄っています。

けどここまでお話にガッツリ中国が絡んでくるのは、ジャッキーが主演だからなのか。

それともお話が先で、それに合わせてジャッキーが主演になったのか。

流石はハリウッドに進出する中国資本です。


ジャッキー好きや香港映画好きなら、もちろん充分楽しめるお話です。

けどそうでないなら、残念なハリウッド大作に思えるかもしれません。


たぶんいずれまた、新たなリメイク作品が登場することでしょう。


君蔵さんの映画日記

君蔵さんが日々観た映画の感想を思いのままに綴る日記。 高慢と偏見による映画レビューです。 あしからずご了承ください。 また映画のキャストや、俳優のプロフィール等の情報は完全なものではありません。

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