タイムマシン
2002年
アメリカ
H・G・ウェルズのSF小説「タイムマシン」を原作とした映画化作品。
タイムマシンを開発した科学者が、過去と未来を旅するお話。
主人公は時間旅行の果てに80万年後の世界へと辿り着く。
1960年に一度映画化されており、本作はそのリメイクとなる。
原作にはない過去への時空旅行など、オリジナル要素が加えられている。
あらすじ
1899年のニューヨーク。
科学者のアレクサンダー博士は恋人エマとのデート中、強盗に襲われ彼女が撃ち殺されてしまう。
その日から4年後。
恋人を失ったアレクサンダーは悲しみに引き裂かれながらも、ある研究に没頭していた。
そう、“あの日”に戻って過去を変えるための機械、タイムマシンを完成させたのである・・・
ネタバレ!
アレクサンダーはタイムマシンに乗って過去へと移動し、恋人が強盗に遭わないように奮闘する。
でも結局、恋人は別の事由で死んでしまう。
何度繰り返そうが、彼女の死の運命は変えられなかったのだ。
このままでは過去の出来事を変えることはできない。
そう思ったアレクサンダーは、未来にその方法が見つかるかもしれないと考える。
そうして2030年にタイムトラベルした。
2030年の人類は、月を植民地化し増えすぎた人口を移住させ始めていた。
アレクサンダーは図書館へ立ち寄り、AIの司書と対話する。
しかしまだタイムトラベルの技術は完成しておらず、彼はさらに先の未来へ行くことにした。
再びタイムマシンに乗り込んだが、2037年の時代に差し掛かったころに月が爆発する。
その破片が地球に降り注ぎ、衝撃でアレクサンダーは気を失ってしまった。
そして時間だけが過ぎて行く。
アレクサンダーが目を覚ました時、地球は80万年の月日が過ぎていた。
一度崩壊した地球は再生され、緑の原野が広がっていた。
アレクサンダーはマーラという女性に助けられる。
彼女たちは石器時代のような暮らしをしており、自分たちを“エロイ族”と名乗った。
そしてエロイ族を襲う異形の捕食者を“モーロック族”と呼んだ。
翌日、エロイ族の村がモーロック族に襲われマーラが連れ去られた。
アレクサンダーは彼女を助ける為に、モーロック族の棲む洞窟へと足を踏み入れる。
アレクサンダーは洞窟の最深部でモーロックの族長に出会う。
そして高い知能を持つ族長は、アレクサンダーが探し求めていた問いの答えを示した。
「恋人が死んだからタイムマシンを造ったのであり、タイムマシンが存在する限り恋人は死から免れない」
アレクサンダーは納得し、タイムマシンで元の時代に帰るフリをする。
しかし咄嗟に族長を巻き込み、時間経過で朽ち果てさせる。
そのままタイムマシンを暴走させてモーロック族を絶滅させ、マーラを連れて脱出した。
エロイ族の村に戻ったアレクサンダーは、マーラと共にこの時代で生きてゆくことを決意する。
80万年後がこんな世界?
とか
タイムマシンがどういう原理で時間を越えてるの?
とか細かいことを気にしてるとお話が進まないので忘れましょう。
でもタイムワープのシーンは見応え充分。
単純なワープ航法で"着いたら未来”的な表現でなく、まわりの景色がめまぐるしく流れて行く表現。
外の世界がみるみる時代が移り変わっていく様子は目を見張ります。
ちなみにこの作品のタイムマシンが越えられるのは時間だけで、空間は移動できない。
そうすると時間を超えた先にもし建造物とかがあったりしたらどうなってしまうんや!
ひょっとして周りの人々はそこにタイムマシンがずっとあるのが分かってて無視してるの?
とかも気にしてはいけません。
単純にSF大作を楽しむ気持ちで観るのがいいでしょう。
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