ラッシュアワー
1998年
アメリカ
ジャッキー・チェンとクリス・タッカーの主演2人が刑事コンビで活躍するアクションコメディ作品。
1995年「レッド・ブロンクス」の成功により、ようやくアメリカ進出を果たしたジャッキーが満を持して出演したハリウッド映画。
公開1週目の全米興行収入が1位を記録し、その後も世界的にもヒットした作品。
ジャッキーはこの作品でハリウッドスターの仲間入りを果たしたともいえる。
また共演のクリス・タッカーにとっても出世作となった。
あらすじ
1997年の香港、香港警察のリー刑事は正体不明の犯罪王ジュン・タオを追っていた。
リー刑事は捜査の末に、香港から国外へ持ち出されようとしていた数々の美術品を押収するもジュン・タオの行方は掴めなかった。
2ヶ月後、アメリカのロサンゼルスで中国領事ハンの娘が誘拐される事件が起こる。
事件の捜査はFBIが担当することになるが、ハン領事は旧知のリー刑事を香港から呼び寄せた。
しかし捜査を邪魔されたくないFBIは、そのリー刑事の目付役をロサンゼルス市警の問題児であるカーター刑事に押し付ける・・・
ネタバレ!
カーター刑事ははじめFBIから指名された特別任務だと思って意気込んでいたが、実は中国刑事を捜査に介入させない為のお守役だと知って憤慨する。
こうなったら自分が事件を解決してやろうと意気込むカーター。
一方のリー刑事も、事件の捜査に介入させてもらえず独自に動き始める。
2人は最初どちらもお互いを敬遠するような態度だったが、やがて打ち解け合い協力して事件解決に臨んでゆく。
寡黙で真面目でリー刑事と、おしゃべりでお調子者のカーター刑事。
この2人のコンビが織りなす駆け合いが面白い。
そしてマシンガントークを繰り出すクリス・タッカーを中心としたコメディと、体を張ったスタントをみせるジャッキーを中心としたアクションの融合も見事。
本作の企画はもともとマーティン・ローレンスを主演とし、ジャッキー・チェンはその相棒という助演の脚本だったらしい。
しかし引き受けた監督はジャッキーを主役にさせ、その相棒にクリス・タッカーを起用して2人を活躍させた。
この改変は大当たりしたといえよう。
ただジャッキー自身は、本作はあまり好きなほうの作品ではないらしい。
アクションやユーモアのセンスがアメリカ的だからとのこと。
たしかに自身がプロデュースしている作品ではないし、香港時代のジャッキーと比べるとアクションは控えめ。
でもハリウッド映画として十分楽しめるし、ジャッキーの新境地として新鮮に観れる作品です。
大ヒットをうけ続編は3作品目まで制作されている。
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