ポリス・ストーリー3
1992年
香港
原題は「警察故事III超級警察」。
ジャッキー・チェン主演1985年「ポリス・ストーリー/香港国際警察」のシリーズ第3弾。
東南アジアを牛耳る麻薬王逮捕の為に、香港警察のチェン刑事と中国警察の女性刑事が協力して潜入捜査をする犯罪活劇。
ヘリコプターに縄ばしごでぶら下がったり、走行する列車にバイクで飛び乗ったりする命がけの危険なスタントが飛び出す。
90年代のジャッキー・チェン映画を代表するひとつでもある名作。
あらすじ
香港警察は麻薬王ツァイバ逮捕の為に、チェン刑事に潜入捜査を命じる。
まずは中国本土へ渡り、中国公安局と協力して刑務所に潜入。
そこでツァイバの腹心の1人である、服役中のヒョウ(豹)を連れて脱獄。
そのまま一緒にツァイバのアジトへ潜入するという手立てだった。
こうして中国へ渡ったチェン刑事を、現地公安局の女性刑事ヤンが出迎える・・・
ネタバレ!
チェン刑事は首尾よくヒョウと脱獄に成功する。
しかしヒョウは組織のアジトではなく、チェン刑事の故郷へ身を隠そうとした。
あやうくチェン刑事の正体がバレそうになるところだったが、先回りしたヤン刑事やピョウ警部が芝居をうって事なきを得る。
ヤン刑事はチェン刑事の妹を演じ、2人は信用を得て麻薬組織のアジトへ潜入に成功した。
マレーシアのアジトで2人はボスのツァイバと出会い、気に入られる。
そして政府に捕まったツァイバの妻を救出する作戦に加えられ、一行は首都のクアラルンプールに向かった。
しかしここで偶然にも、チェン刑事の恋人であるメイと出会ってしまう。
チェン刑事の正体がバレてしまい、メイが人質として捕らえられてしまう。
チェンとヤンの2人はメイを救出しながら、ツァイバやヒョウと最後の戦いに挑む。
本作はジャッキー映画の持ち味である、バトル・スタント・コメディがほどよく混ざりながらストーリーも洗練されていて楽しめる作品になっている。
偽の故郷でのドタバタ喜劇や、恋人メイが不倫を疑うくだりはジャッキー映画らしいコメディシーンだ。
七小福一に身の軽い男とされるユン・ワーが敵役で登場するが、彼らしい身のこなしがあまり見られなかったのは少し残念。
走行する列車にバイクで飛び乗るスタントは、ミシェル・ヨー本人が挑戦している。
列車は低速とはいえ、一歩間違えれば大惨事になりかねない危険なスタント。
近代では考えられないような、伝説的なスタントシーンともいえる。
本作には続編「ファイナル・プロジェクト」のほかにも、シリーズのスピンオフ作「プロジェクトS」が作られる。
ミシェル・ヨー演じるヤン刑事を主人公にしたお話で、ジャッキー演じるチェン刑事もチラッとだけ顔を出します。
こちらも機会があればどうぞ。
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