ポリス・ストーリー/香港国際警察
1985年
香港
原題は「警察故事」。
現代の香港を舞台に、香港警察の警官が麻薬組織のボス逮捕に奮闘する犯罪活劇。
1983年「プロジェクトA」に続き、ジャッキー・チェン自ら監督・主演した作品。
(この間にも他監督の作品には多数出演している)
走行するバスに傘1本でぶら下がったり、ショッピングモールの最上階からポールで飛び降りるなどの命がけスタントが今なお語り継がれる。
「プロジェクトA」と併せ、ジャッキー・チェンを代表する映画に上げられる名作。
あらすじ
香港警察は麻薬組織のボスであるタオを逮捕すべく作戦会議を行い、取引現場とされるスラム街に張り込みをする。
しかし警官の存在に気づいたタオは逃走、あたり一帯は激しい銃撃戦となった。
バスをハイジャックして逃走を計るタオを、正義感にあふれるチェン刑事が命がけでこれを追い捕まえる。
ところが裁判では、証拠不十分でタオを有罪に持ち込むのが難しくなる。
そこで警察はタオの秘書だったサリナを証人に立てることにし、彼女の警護をチェン刑事が任された。
こうしてチェン刑事の家にサリナを匿うことに・・・
ネタバレ!
しかしサリナが逃げ出してしまったことから、結局は裁判でタオは証拠不十分で釈放される。
サリナを探し回っていたチェン刑事も、タオの罠にはまり警官殺害の罪を着せられてしまう。
チェン刑事は殺人容疑で逮捕されるが、警察署を脱出し1人でタオを追うことに。
一方のサリナも、タオ有罪の証拠を盗み出す。
ショッピングモールに逃げ込んだサリナをタオの手下たちが追い、そこにチェン刑事も駆けつけた。
激しい格闘の末、ついにタオを捕えチェン刑事の身の潔白は証明される。
「ポリス・ストーリー/香港国際警察」まめ知識
・本作の前にジャッキーが海外進出を狙った1985年「プロテクター」は興行的に失敗。
この作品も刑事が主人公だが、ジャッキーらしからぬシリアスな内容と物足りないアクションに不満だった。
そこで香港に戻ったジャッキーが、独自スタイルで警察をテーマにした映画を作ることを決意したのが本作である。
・劇中には国際警察の要素はひとつもなく、ただの警察署。
日本で勝手に付けられた邦題である。
・二階建てのバスが急停車し悪役が窓を突き破って落ちるシーンでは、元々は前の車のボンネットに落ちる予定だったが上手くいかず地面に落下した。
・ショッピングモールのバルコニーから飛び降りたシーンでは、ジャッキーの手のひらの皮はすべてはがれたという。
また本作撮影中に、ジャッキーは脊髄の損傷と骨盤を脱臼し一時麻痺状態となっている。
・ジャッキーと初共演のマギー・チャンは、とあるシーンで30回以上のテイクを重ねた。
彼女はジャッキーに怒鳴られたりもしたが、マギーはめげずジャッキーが納得するまで演技を続けた。
・エリック・ツァンやウー・マもゲスト出演していたが、登場シーンはカットされたとされる。
本作には続編「ポリス・ストーリー2/九龍の眼」があります。
なお本作のヒットにより、ジャッキーが警官の主人公の作品を「ポリスストーリー」と冠した作品が多数存在する。
原題「警察故事」のとお話がつながる続編は3作品のみ。
「警察故事続集」(ポリス・ストーリー2/九龍の眼)
「警察故事III超級警察」(ポリス・ストーリー3)
「警察故事4之簡単任務」(ファイナル・プロジェクト)
その他の作品にお話のつながりはないので注意。
ジャッキーが主演ではないスピンオフ作品「超級計画」(プロジェクトS)というのはある。
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