リトル・プリンセス
1995年
アメリカ
アメリカの児童文学小説「小公女」を原作とした映画化作品。
資産家の娘セーラが寄宿学校に入学し、周りからも慕われる充実した毎日を送る。
ところが父親の突然の死亡により、それまで豊かだった暮らしから一転してぞんざいな扱いを受け使用人にされてしまう。
それでもセーラは貧しい暮らしの中で、気高さと優しさを失わず強く生きる。
やがて奇跡の出会いによって父の遺産を継ぎ、元の生活を取り戻すお話。
日本でも「小公女セーラ」として世界名作劇場のテレビアニメが80年代に放映されていました。
なお原作、映画、日本のアニメと、いずれも内容が若干異なるようです。
あらすじ
1914年、英領インドで生まれ育ったイギリス人の少女セーラ。
母は幼いころに亡くなったが、優しく穏やかな父と幸せな日々を過ごしていた。
父が第一次世界大戦に召集されたことで、残されたセーラはアメリカの女子寄宿学校に入学することになる。
父が学校に多額の寄付をしたことで、セーラは特別な待遇で迎えられる。
なおかつ彼女は心優しく聡明な少女だったので、たちまちクラスの人気者になった。
話をしてはいけないと告げられていた黒人メイドのベッキーにも、セーラは気さくに話しかけすぐに仲良くなる。
すべてが順風満帆のような生活に思えた・・・
ストーリー ★★★
映像 ★★★
キャスト ★★★
ハッピーエン度 ★★★★
ネタバレ!
ところが突然、父が戦死したという報せが届く。
セーラの父の遺産は政府に押収され、寄付金を得られなくなった校長のミンチンは態度を一変させた。
セーラを退学扱いにし、ベッキーと同じ屋根裏部屋に住まわせ使用人としてこき使う。
セーラが来たことでクラスの人気を奪われたボス女子が、ここぞとばかりに復讐を始めセーラは陰湿ないじめにあう。
だがセーラはくじけなかった。
彼女の生来の明るさと優しさは周りの子を元気にし、以前と変わらずセーラは慕われた。
夜になると皆、セーラのおとぎ話を聞きに屋根裏部屋へと集まるのだった。
そんな彼女のおとぎ話を、学校の隣に住む富豪の老人も耳を傾けていた。
しかしそれもミンチン校長に見つかり、とうとうセーラは屋根裏部屋に閉じ込められる。
それでもセーラはくじけず、ベッキーと一緒に豪華な生活を想像した。
そして翌朝2人が目を覚ますと、昨夜想像した通りのご馳走や華やかな衣装が部屋に並んでいた。
2人はびっくりしたが、これは隣の富豪老人からの贈り物だった。
この出来事にミンチン校長は「セーラが盗みをしている」と思い警察を呼ぶ。
セーラが隣の富豪老人の屋敷に逃げ込むと、そこで思いがけない人に出会う。
それは父だった。
父は生きていた。
しかし記憶を失っており、父はセーラが誰だか分からなかった。
父は前線で毒ガスを浴びて生死をさまよい、負傷兵として帰還していた。
富豪の老人は自身の息子も戦争に出征していたので、この記憶を失った哀れな兵士を引き取り療養させていたのだ。
そこにミンチン校長と警察が屋敷に踏み込んでくる。
セーラが警察に連行されようとしたその時、父がついに記憶を取り戻す。
こうしてセーラは元の豊かな生活を取り戻す。
彼女はベッキーを連れて、父と共にインドへ帰って行った。
原作やテレビアニメとは若干設定などが違うようですが、お話の筋はおおむね同じ。
ただ朝起きたら部屋がすっかり模様替えされていたなんてのは、ファンタジック過ぎるとは思う。
記憶喪失と記憶を取り戻すなんてのも出来すぎな話ですね。
そもそもイギリス兵の父親がなんでアメリカにいるの?なんて野暮なことを考えるのはナシ。
原作を知っていなくとも十分に楽しめる映画でした。
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