マンデラ 自由への長い道

2013年

イギリス・南アフリカ


南アフリカで反アパルトヘイト運動を続け、27年の投獄を経たのちに南アフリカ大統領となったネルソン・マンデラの半生を描いた伝記映画。


1944年、南アフリカのヨハネスブルグで弁護士だったマンデラは、黒人が迫害される現状に憤りを感じ人種差別への抵抗運動を始めた。

しかし政府はアパルトヘイト(人種隔離政策)を急速に進め、それに対するマンデラたちの運動も暴力的な闘争へと発展してゆく。

1964年、マンデラは国家反逆罪により逮捕され終身刑となって刑務所へ収監された。

彼は獄中でも黒人解放運動の象徴として支持される。

1990年、アパルトヘイトが国際的な非難を浴びる南アフリカは政策の方針転換を始めた。

マンデラはついに釈放され、アパルトヘイトの廃止を実現する。

1994年、南アフリカで初めて全人種投票による選挙が行われ、マンデラは大統領に就任した。


あらすじ

南アフリカのテンプ族の首長の子として生まれたマンデラは、都会の大学で学問に励みやがて弁護士となった。

ある日、身分証を忘れた友人が警官に連行され、暴行をうけて死亡する。

死因は病死とされたことにマンデラは憤り、裁判所に抗議するも取り扱ってはくれなかった。

彼はついに人種差別に抵抗する、人権擁護運動へ身を投じてゆく・・・


ネルソン・マンデラ/イドリス・エルバ

妻ウィニー/ナオミ・ハリス


ストーリー   ★★★

映像      ★★★

キャスト    ★★★

苦難の道のり度 ★★★★


ネタバレ!

マンデラも始めはバスに乗らないボイコット運動などの、非暴力的な抗議運動だった。

しかし政府は黒人と白人をより隔離するアパルトヘイトを推し進め、それに反してマンデラたちの運動も活発となる。

家庭を顧みないマンデラはやがて妻とも離婚した。

その後ウィニーという女性と出会い再婚する。


黒人たちの抵抗運動はより暴力的へとなり、ついには軍事組織が編成される。

マンデラはその司令官となった。

しかし潜伏していたアジトが政府に発見され、彼らは逮捕されてしまう。


マンデラは国家反逆罪で終身刑となり刑務所に収監された。

だがここでもマンデラたちは団結し、小さな抵抗を続ける。

最初に始めたのは長ズボンの支給を認めさせることだった。

またマンデラは獄中でも勉学を続け、来るべき時に備えた。

妻のウィニーもまた夫との面会を求める活動を続け、圧政に屈せず抵抗した。


やがてアパルトヘイトを続ける南アフリカは世界各国から経済制裁を受け、政府は方針転換を始めた。

現大統領はマンデラを釈放し、政界に招き入れる。

マンデラはアパルトヘイトの撤廃に尽力し、反政府抗戦の停止を呼び掛けた。

やがて全人種による投票選挙が行われ、マンデラは大統領に就任する。

新政権は選挙の得票率に応じた、旧政府やその他の政党との連立政権であった。

彼が目指したのは白人に弾圧され続けた黒人たちの報復や越権ではなく、全民族・全宗教の融和だった。



ネルソン・マンデラを題材にした映画は多くないので、歴史の勉強もできる為になる作品です。

白人至上主義を打倒した後に、黒人政府を樹立するのではなく全人種を平等とした全民族融和を目指したというのが彼を平和の象徴とする所以です。


それにしてもマンデラ、偉業を成しえた人物ではあるものの女性関係にはちょっとダラシナイようです。

浮気するのは若気の至りか、離婚も二度している。

英雄色を好む、というやつでしょうか。

アメリカのケネディ大統領や日本の伊藤博文も、毎晩誰かしら女性を抱かないと眠れないという噂だったようですし。

政治と恋愛は別物なのネ。

君蔵さんの映画日記

君蔵さんが日々観た映画の感想を思いのままに綴る日記。 高慢と偏見による映画レビューです。 あしからずご了承ください。 また映画のキャストや、俳優のプロフィール等の情報は完全なものではありません。

0コメント