大統領の執事の涙
2013年
アメリカ
ホワイトハウスに34年間勤務した、実在の黒人執事ユージン・アレンをモデルにしたヒューマンドラマ。
彼は1952年から86年まで、8人のアメリカ大統領に仕えた。
農園の小作人の子に生まれ育ったアレンは、家を出てウェイターとして働く。
やがて腕を認められてホワイトハウスで働くことになり、年月を経て大統領の執事となった。
そんな彼の半生をホワイトハウスの歴史とともに描いた作品。
歴代の大統領を名優たちが演じているのが印象深い。
なお映画のお話は脚色されており、実際のユージン・アレンとは生い立ちや出来事が違うようです。
あらすじ
2009年、アメリカで初の黒人大統領が就任する。
かつてホワイトハウスで執事として働いていたセシルは、大統領との面談を前にこれまでの人生を語り始めた。
ジョージア州の綿花農園の小作人の子として生まれたセシル。
7歳のとき、母は農園主の息子にレイプされ、それに抗議した父は射殺された。
セシルは屋敷の使用人として働くことになる・・・
セシル/フォレスト・ウィテカー
友人ハワード/テレンス・ハワード
アイゼンハワー大統領/ロビン・ウィリアムズ
ケネディ大統領/ジェームズ・マースデン
ジョンソン大統領/リーヴ・シュレイバー
ニクソン大統領/ジョン・キューザック
レーガン大統領/アラン・リックマン
ストーリー ★★★
映像 ★★★
キャスト ★★★★
感動度 ★★★
ネタバレ!
1937年、18歳。
家を飛び出したセシルはホテルのレストランに盗みに入るが、見つかってしまう。
しかし彼を見つけた年配の執事は、ここで働くように勧めた。
こうしてセシルは執事としての腕を磨き、やがてワシントンD.C.のホテルに移る。
1957年、アイゼンハワー大統領のとき。
ワシントンD.C.のホテルで働いていると、腕を見込まれホワイトハウスの執事に誘われる。
セシルは面接に合格し、ホワイトハウスで給仕の仕事に励んだ。
アイゼンハワー大統領は公立学校の人種分離教育は違憲とし、黒人生徒の登校を阻止しようとした州兵に対して連邦軍を派遣した。
1963年、ケネディ大統領のとき。
大統領が暗殺されたその日、帰ってきた血まみれの大統領夫人を迎えた。
葬儀の後、セシルは夫人から感謝の印として大統領のネクタイを貰う。
セシルは廊下で壁にもたれかかり、ひとり涙を流した。
1965年、ジョンソン大統領のとき。
黒人の選挙権を求めた、キング牧師らのデモ行進が始まる。
セシルの長男もこの活動に参加していた。
大統領は投票の人種差別を禁止する投票権法を成立させる。
1974年、ニクソン大統領のとき。
長男は黒人解放闘争に明け暮れ、次男はベトナム戦争で戦死する。
そんな折にウォーターゲート事件が起こり、大統領はやがて辞任した。
1981年、レーガン大統領のとき。
執事長となったセシルは、大統領からホワイトハウスの晩餐会に招待される。
彼は執事としては初めて晩餐会に招待された男になった。
しかし大統領がアパルトヘイト政策を進める南アフリカへの経済制裁を拒否したことに失望し、セシルは辞職する。
2009年、セシルはホワイトハウスへ招待された。
オバマ大統領との面談に、執務室へ案内された彼は「行き方知っていると」言い廊下を歩いていった。
これといって感動はあまりなく、淡々とお話は進む映画です。
アメリカの歴史を知っている人なら、それなりに楽しめるかもしれません。
でも私のようにあまり知らない人だと、ただただ観ているだけになってしまいます。
まあ執事が大統領や政治に深く関わるわけないし、そりゃそうですよね。
ちなみにセシルの母を演じていたのはマライア・キャリーでした。
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