search/サーチ
2018年
アメリカ
失踪した娘を探す為、父親はPCの検索を駆使して探そうと奮闘するサスペンス映画。
ある日突然、娘が家に帰ってこず失踪する。
父親はPCにログインして娘のSNSを調べ、娘が事件に巻き込まれたことを突き止める。
全編を通して、大半の映像がPCまたはスマートフォンの画面上で展開される異色作。
斬新な設定と意外な結末には驚かされる。
もし機会があれば観ておいても損はない映画です。
(最後にネタバレあり)
あらすじ
病気で妻を亡くしたキムは娘との2人暮らし。
高校生になる娘との会話はほとんど無く、最近は疎遠な日々が続いていた。
そんなある日、娘が家に帰ってこなかった。
連絡もつかず心配したキムは、PCにログインして娘の交友関係を調べてみる。
しかし友人に訪ねても娘の消息はつかめず、ついには警察に行方不明届を出すことに・・・
キム/ジョン・チョー
ストーリー ★★★★
映像 ★★★
キャスト ★★★
意外な犯人度 ★★★★
ネタバレ!
キムはPCの履歴を調べていくうちに、彼が娘に毎月渡していた月謝を使わずに貯めていたことを知る。
失踪事件を担当することになった刑事のローズマリーは、娘が金を持って家出した可能性を指摘した。
しかし納得いかないキムはさらに検索を続け、娘がSNSで頻繁にやりとりをしていたハンナという女性を突き止める。
だがこれもローズマリー刑事の捜査によって、ハンナは事件と無関係だったという事実を突き付けられた。
キムは娘がSNSに投稿していた映像から、湖に訪れていたことに気づく。
これが元で警察の捜索が行われ、湖の底から娘が乗っていた車だけが発見された。
こうして事件は大々的なニュースとして報道される。
ローズマリー刑事の指揮のもと、付近の大捜索が行われるが娘の姿は見つからなかった。
キムはSNSで娘の居場所を知っているとデマ投稿をしていた若者と争ったり、事件前に娘と会っていた自分の弟を疑うなど苛立ちがつのるばかりだった。
そうしているうちに、事件の犯人だと名乗る男が出たという。
犯人は娘の殺害を自白し、その直後に自殺した映像を見てキムは絶望する。
こうして娘の遺体は不明のまま、事件は解決し捜査は終了した。
キムが娘の葬式を依頼することになった葬儀社のホームページをみていると、ハンナの写真があることに気づく。
調べるとハンナはただの素材画像のモデル女性で、彼女の写真はインターネット上で広く流布されているものだった。
キムは実際にハンナ本人に会いに行くが、彼女は事件のことやローズマリー刑事のことは知らないと言う。
ローズマリー刑事があやしいと感じたキムは、刑事の経歴を調べてみた。
するとローズマリーは、犯人とされた男とは過去に交流があったことが分かる。
また今回の事件の捜査も、自ら志願して担当刑事になったのだという。
こうしてローズマリーが逮捕された。
そして彼女の自白により、ローズマリーの息子が真犯人であること。
事件を隠蔽したこと、捜査を妨害したことが語られる。
改めて湖付近の再捜索が行われれ、娘は発見された。
捜査を担当する刑事が失踪事件の黒幕だったというのは、昔の映画にもあったお話だそうです。
ただ本作はSNSという近年の時代に沿った事件である点と、映像がほぼPC画面上で表現されるという試みが新しい。
SNSは事件に巻き込まれやすいツールである一方、事件を解決するツールでもあるという点が感じられる。
0コメント