127時間
2010年
アメリカ・イギリス
ユタ州のキャニオンランズ国立公園の渓谷を下っていた登山家が、滑落して岩の間に挟まり身動きが取れなくなってしまう。
助けを呼ぼうにも周りには誰もおらず、彼は自分の腕を切り離して脱出するまでの127時間をそこで過ごした。
実際に起こった事故で、本人の自伝を原作に映画化された作品。
絶体絶命の状況で、死を覚悟した登山家の心情が刻々と描かれている。
あらすじ
登山家のアーロンはユタ州のキャニオンランズ国立公園に1人でやって来て、渓谷下りを楽しんでいた。
道中に2人組の女性たちと出会い、道に迷った彼女らの案内もする。
2人と打ち解けた彼は翌日のパーティに誘いを受け、出席を約束して別れ1人でさらなる奥地へと足を運んだ。
危険な渓谷を渡る途中、突然足場の岩が崩れアーロンは滑落する。
岩とともに崖の狭間を数メートルは落下し、かろうじて止まり一命を取り留める。
しかし彼の右腕は崖と岩の間に挟まり、まったく身動きがとれなくなってしまう・・・
ネタバレ!
数百kgはあろうかという岩はビクともせず、腕は抜けない。
アーロンは大声で助けを呼ぶが、そこを通る者は誰もいない。
残っていた水はわずか1本のボトルのみ。
彼は意を決して腕を切断しようかと考えるが、持っていたのはツールナイフでとても骨を切断できそうな切れ味ではなかった。
成す術もなくやがて数日が経った。
行き先も告げずに家を出た為に救助も来ない。
水は尽き、雨が降ってもたいした恵みとならず寒さに震えるだけだった。
死を覚悟した彼は持っていたビデオカメラに遺言を残し、父や家族との思いでを走馬灯のように思い出すのだった。
翌朝、死んだと思っていたが目が覚める。
彼は最後の力を振り絞り、腕をねじって自らの骨をへし折った。
そして小さなナイフで肉を削り、激痛に耐えながら1時間以上かけて腕を切断する。
岩に残った自分の腕を見つめながら、アーロンは別れを告げその場を立ち去った。
このお話は実話です。
果たして自分が同じような極限状態になった時に、自分の腕を断つ覚悟が出るのであろうか。
教訓、「出かけるときは、行先を告げよう」です。
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