ファーザー

2021年

イギリス


認知症を患った父親と、それを気にかける娘を追ったヒューマンドラマ。

しかしお話は展開が飛び飛びになり、徐々に支離滅裂を帯びてくる。

まさに観ている自分が認知症になったような感覚となるサスペンス作品。


主演のアンソニー・ホプキンスがアカデミー主演男優賞を受賞した。


あらすじ

81歳になる父親のアンソニーは認知症の症状が出始めている。

しかし本人に自覚はなく、娘のアンが世話した介護人も難癖を付け追い出す始末。


ある日、自宅に見知らぬ男がいてアンソニーは困惑する。

男はアンの夫だと名乗るが、アンソニーは身に覚えがない。

帰宅したアンに問いただすと、夫とは5年も前に離婚しているという・・・


父アンソニー/アンソニー・ホプキンス

娘アン/オリヴィア・コールマン


その他女性/オリヴィア・ウィリアムズ


ストーリー  ★★★

映像     ★★★

キャスト   ★★★

衝撃の展開度 ★★★★


ネタバレ!

段々とお話の辻褄が合わなくなり、いったい何が真実か分からない。


朝、新しい介護人がやって来る。

と思えば、別の日に来た介護人はまた別人になっている。

夜、アンとその夫の3人で一緒に食事をする。

と思えば、別の日に夫はまた別人になっている。


ああ、認知症になるということはこういう事なんだと思える。

気づいたら知らない場所に、知らない人といる。

そして身に覚えのないことを問い詰められる。

ひょっとして自分は騙されているのかと、疑心暗鬼になるのも無理はない。



映画のお話は最後、アンソニーは病院のベッドで目を覚ます。

そこにいた介護人だと思っていた人は病院の職員。

またアンの夫だと思っていたのは医者だった。

そしてアンはとうに再婚してパリに住んでおり、週末にだけ見舞いに来ると聞かされる。


その後、アンソニーは子供のように泣きじゃくる。

どうしようもないままに映画は終わってしまいます。

君蔵さんの映画日記

君蔵さんが日々観た映画の感想を思いのままに綴る日記。 高慢と偏見による映画レビューです。 あしからずご了承ください。 また映画のキャストや、俳優のプロフィール等の情報は完全なものではありません。

0コメント