エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
2022年
アメリカ
中国系移民のアメリカ人女性エヴリンが、パラレルワールドの自分とリンクして世界を救うSF作品。
コメディ、ドラマ、カンフーなどさまざまな要素が混在した、とにかくハチャメチャなお話。
アカデミー賞で作品・監督・脚本と、主演女優・助演男優・助演女優の主要6部門を受賞した史上初の作品。
また主演のミシェル・ヨーが、アジア人としては初めての主演女優賞受賞となる。
さらに本作をカンフー映画のジャンルに加えるなら、カンフー映画としてもすべて初受賞となる歴史的な作品。
ただしとにかく難解な映画。
観るにはそれなりの覚悟が必要となる。
あらすじ
エヴリンは20年前に、夫のウェイモンドと駆け落ちで中国から移民してきた女性。
現在はコインランドリーを営んでおり、ひとり娘のジョイがいる。
また高齢の父も中国から春節を祝いにやって来ていた。
国税丁に税金の申告を、一家総出で来ていたエヴリン。
その時、突然夫のウェイモンドが、人が変わったかのように謎の行動をとる。
ウェイモンドは自分は別宇宙の人間だと言い、全宇宙を救う為にエヴリンの助けが必要だという・・・
ネタバレ!
ここからお話は怒涛の展開を見せる。
どうやら別宇宙(マルチバース)の人間の意識が、現世界(エヴリンの世界)の同一人物に入ることで別人格になるらしい。
というかよくわからない。
またエヴリンも別宇宙のエヴリンと意識がリンクし、別宇宙へ飛んだりする。
また現世界では、そのリンクした人間と同じ技術を習得する。
ますますわからない。
別宇宙のエヴリンには、ウェイモンドと駆け落ちせずに別れ、やがてカンフーの達人から中国アクションスター女優となったエヴリンも存在する。
(そのまんまミシェル・ヨーやないかい!)
レストランのシェフのエヴリンだったり、もはや人間ではない岩のエヴリンもいる。
こうしてエヴリンは、次々と襲いかかって来る敵を習得したスキルで撃退する。
やがて敵のラスボスが登場する。
それは別宇宙の娘ジョイだった。
別宇宙のジョイは、エブリシングベーグルですべてを吸い込み全宇宙の崩壊をもたらす。
現世界でも娘のジョイとわだかまりを抱えエヴリンは、家族愛によってそれを乗り越える。
別宇宙のジョイとも分かり合い、全宇宙に平和がもたらされハッピーエンド。
なんのこっちゃ。
映像を観ている分には楽しいが、会話にはまったく着いていけない。
一度観ただけではよくわからない難解なお話。
ミシェル・ヨーかキー・ホイ・クァンに思入れがなければオススメできない映画です。
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