ドラゴン・キングダム
2008年
アメリカ・中国
ジャッキー・チェンとジェット・リーが初めて共演した夢の作品。
現代アメリカに住む少年が、古代中国にタイムスリップして孫悟空や白髪魔女らと遭遇するファンタジー武侠片。
ジャッキーとジェット・リーの共演は90年代香港のころから期待されていたが、実現されることはなかった。
しかしハリウッド映画で2人はついに共演を果たす。
なんといっても本作の見所はジャッキー・チェンVSジェット・リー。
だけど2人は敵対しているわけではなく、あくまで共闘する仲間である。
あらすじ
現代アメリカのボストン。
カンフー映画好きの少年ジェイソンは、不良グループに脅されチャイナタウンの質屋へ盗みに入る。
彼はそこで如意棒を手にした。
その後ジェイソンは不良グループに追われ、ビルから落下してしまう。
次の瞬間に彼が目を覚ますと、そこは映画で観ていた古代中国の村だった。
戸惑うジェイソンだったが、彼の持っている如意棒を奪わんと兵士が襲って来る。
あわや危機一髪の彼を救ったのは、通りすがりの酔っ払いルー・ヤンだった・・・
ネタバレ!
少年ジェイソンは酔狂ルー・ヤンから話を聞く。
かつて暴れん坊だった孫悟空は、天界を牛耳る戦神ジェイド将軍によって捕らえられ封印されたこと。
そして残された如意棒が、孫悟空の封印を解く鍵だという。
こうして2人は孫悟空の封印を解く旅に出た。
その道中で出会ったのが、家族をジェイド軍の兵士に殺され復讐に燃える金雀(ゴールデンスパロー)。
そしてしゃべらない修行僧の黙僧(サイレントモンク)だった。
ルー・ヤンと黙僧が初めて会ったとき、お互いが敵と勘違いして戦いとなる。
待望のジャッキー・チェンVSジェット・リーが始まる。
ルー・ヤンは酔拳を繰り出す胸熱展開だ。
ただこの戦いは誤解だっただけに、アッサリと終わって残念である。
やがて非力少年だったジェイソンが、ルー・ヤンや黙僧をカンフーの師として成長していく。
旅の一行はジェイド軍の襲撃や、刺客の白髪魔女にも襲われる。
白髪魔女は中国で有名な近代小説に登場する女盗賊。
映画化もされている、武侠女性の代表格ともいえる人物。
(ただし白髪魔女のお話は恋愛物語である)
やがてジェイド将軍の城へと辿り着いた一行は、最後の決着の時を迎える。
戦いはジェイド将軍に押される展開となるが、ジェイソンが如意棒で孫悟空の封印を解放。
復活した孫悟空がジェイド将軍を圧倒し、こうして天界に平和が取り戻される。
ちなみに黙僧の正体が、孫悟空の分身の術の生き残りの1体だったことには驚きだ。
現代に戻ったジェイソンは、上達したカンフーで不良グループを撃退するハッピーエンドとなる。
お話としてもよくできていて、ジャッキーやジェット・リーでなくとも十分楽しめる作品です。
ただなまじジャッキーやジェット・リーが出ているだけあって、もっと期待してしまう。
2人が対決するところをもっと見たかったというのが正直なところです。
やっぱりあと10年は早く共演してほしかった。
ガッツリ酔拳VS少林拳が観たかったナ。
0コメント