スノーピアサー

2013年

韓国・フランス・チェコ・アメリカ


文明が崩壊し極寒化した地球上で、永久的に走り続ける列車内が舞台。

最後尾車両に暮らす貧困層が、富裕層の住む前方車両を目指すSFアクション作品。


韓国映画だけどアメリカほか共同制作で、ハリウッド俳優らが多数出演している。


あらすじ

近未来、気候変動により地球は雪と氷に覆われ、生物の住めない星となっていた。

わずかに生き残った人類は、永久機関で地球を周回し続ける列車内で暮らしていた。


列車といえど、そこには食料の製造工場・植物を育てる温室・魚が泳ぐ水槽や学校・映画館・ナイトクラブなど、あらゆる設備の車両が何百両と連なっている。

しかしそれらの恩恵を受けるのは前方の車両に乗る一部の富裕層たちで、多くの貧困層は後方車両で暮らしていた。


最後尾車両で暮らすカーティスは、貧富の差が著しいこの世界に憤りを感じる。

また少年らが先頭車両へ連れて行かれ帰ってこないことにも疑問を持ち、ついには革命を起こす決心をする・・・


カーティス/クリス・エヴァンス


革命の仲間

長老/ジョン・ハート

囚人ナムグン/ソン・ガンホ

若者エドガー/ジェイミー・ベル


列車の支配者

車長ウィルフォード/エド・ハリス

統領メイソン/ティルダ・スウィントン


ストーリー   ★★★

映像      ★★★

キャスト    ★★★

ドンデン返し度 ★★★★


ネタバレ!

定期的に支給される食糧の中に、ロックされた扉を開けることができる囚人の名前が書かれたメモを得る。

この情報を元に、カーティスは監獄車両の襲撃を計画する。

また最後尾車両を束ねる長老の推薦により、革命軍のリーダーはカーティスに選ばれる。


こうして一同は反旗の狼煙を上げる。

監獄車両を皮切りに、次々と車両を突破し革命軍は先頭を目指す。

行く先には支配者側の兵士が立ちはだかり、戦いで多くの仲間が傷つき倒れてゆく。


カーティスたちは途中で富裕層たちが暮らす車両を通る。

しかし自分達が楽しむことしか興味がない富裕層たちは、革命軍などまるで無関心だ。


そして最後はカーティスだけが先頭の機関車両へ辿り着く。

迎えた車長のヴィルフォードは、彼を晩餐に招き語り始める。


「私の後継者にならないか」

情報の書かれたメモや、長老の推薦、そして革命。

それらはすべて、列車内で増えすぎる人類を減らす為にヴィルフォードが仕組んだことであったのだ。


絶望するカーティス。

しかし連行された少年らが、機関の一部に組み込まれ働かされている光景を目にする。

彼は怒り、自らを犠牲にして列車を爆発させ運行を止めた。

生き残った子供たちが外へ出ると、世界は雪が解け始め白熊が歩いていた。



貧困車両と富裕車両の差の描写が著しいのが印象的。

そして富裕層たちの無関心さや、貧富の差の均衡を保つよう調整されていることなど。

まるで現代社会を象徴しているかのような列車世界の映画です。

君蔵さんの映画日記

君蔵さんが日々観た映画の感想を思いのままに綴る日記。 高慢と偏見による映画レビューです。 あしからずご了承ください。 また映画のキャストや、俳優のプロフィール等の情報は完全なものではありません。

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