夜間飛行
2001年
香港
原題は「慌心暇期」。
結婚生活に破綻した女性と、不倫に悩む若い女性の2人が出会い、そして旅をする。
そんなロードムービーとドラマが合わさった旅情片。
と思いきや、最後はとんでもない展開になって、なんとも暗い気持ちのまま終わる作品。
最後まで観るには覚悟が必要です。
あらすじ
南フランスのプロヴァンス地方へ、旅行ツアーに1人で参加していた香港人女性のミシェル。
彼女は結婚6年目にして夫との関係は冷え切っており、このまま結婚生活を続けるか思い悩んでいた。
同じツアーに、日本人女性のミキも1人で参加していた。
彼女は既婚男性と3年間の不倫を続け、妊娠をしたがそれを告げられず悩んでいた。
そんな2人がひょんなことから親しくなり、お互いの悩みを打ち明ける。
意気投合した彼女たちは、ツアーが終わるとそのままモロッコへと2人旅に出かけた。
しかしその旅の途上、お互いの相手が実は同じ男だと知ってしまう・・・
ネタバレ!
親友となった2人の女性の、夫と不倫相手が同じ男だったという事実。
そこから悩み葛藤していく人間ドラマと思いきや、実はお話しはとんでもない展開になっていく。
なんとミキがモロッコで誘拐される。
そして売春宿に墜とされる。
堕胎され、体にも刺青を入れられた彼女は客を取らされる。
もはや後戻りできないこのリアルな描写は、思わず「うわぁ最悪…」と引いてしまう。
ミシェルはなんとか行方不明となったミキを探し出そうとする。
地元警察も当てにならない中、彼女は裏にも通じてそうな人物を自費を雇ってミキを探させる。
雇った人間がその金で遊んでいても、ミシェルは遊ぶ金はまた別に渡すといってさらに金を渡し探させる。
そしてようやくミキを探し出すと、どうにか売春宿から連れ出し一緒に逃げようとする。
しかし逃げる途中、ミシェルは銃撃され息絶える。
異国の地で1人取り残されたミキの慟哭とともに、映画は終わります。
なんとも釈然とせず、気持ちの沈んだまま終わるお話です。
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