ハスラー
1961年
アメリカ
若きハスラーの成長と恋、そして伝説的ハスラーとの対決を描いたスポーツドラマ作品。
“ハスラー”とはビリヤードの達人というイメージが定着しているが、本来はギャンブルで相手から金を巻き上げる勝負師・詐欺師の意味。
賭けビリヤードの場合、始めのうちはわざと負けて相手を調子に乗らせ、レートが上がってからは実力を発揮して大金をせしめる者をいう。
ポール・ニューマン主演。
あらすじ
若きエディは、素人を相手に賭け金を巻き上げる新鋭のハスラーだった。
ニューヨークのビリヤード場で伝説的なハスラーであるミネソタ・ファッツに出会ったエディは、腕試しにと真剣勝負を挑む。
1ゲーム200ドルから始まった勝負も、やがて1,000ドルにレートが上がる。
それでもエディは勝ち続け、自身も初めて到達する10,000ドルの勝ちを越えた・・・
ネタバレ!
エディは始め大勝ちしていたものの、負けを認めないファッツとの戦いは長時間に及ぶ。
やがて勝負は丸一日を超え、25時間も過ぎるとエディの意識はもうろうとしてくる。
エディはいつしか勝っていた手持ちの金をすべて失い、なおハツラツと戦うファッツの前についに負けを認める。
ファッツに敗れた失意のエディが、ふと出会った女性がサラだった。
2人は惹かれ合い、同棲を始める。
やがてエディは再びファッツに挑戦する気持ちを奮い立たせた。
そんなエディは、ファッツとの勝負を観戦していた賭博師のバートと再会する。
バートはエディの腕を見込み、ファッツに挑戦する為に必要な資金を出す条件として、賭けビリヤードの遠征旅行を持ちかけた。
やむなくエディは承諾し、エディとバート、そしてサラも連れて3人は旅に出る。
遠征先でエディは苦戦する。
そんなエディを見かねて、サラはもう賭けビリヤードから足を洗って帰ろうと言う。
しかし怒りのエディはサラを突っぱね、勝負を続ける。
最終的にエディはなんとか勝ち、大金を手にする。
しかしホテルに戻ると、傷心していたサラがバートに凌辱されたこと。
そしてそれを苦にして自殺したことを知る。
嘆き、激怒したエディはバートを恨んだが、ホテルを後にした。
ニューヨークに戻ったエディは、再びファッツに挑戦する。
1ゲーム3000ドルの勝負を始め、エディは連勝する。
エディの気迫はファッツを圧倒し、ついにファッツは負けを認めた。
バートが分け前を要求するが、エディはそれを拒否してその場を立ち去る。
この映画のヤマ場は最初の対決ですね。
金が尽きるか、命が尽きるかまで戦うのがハスラー同士の勝負らしい。
それにしても24時間以上も戦い続けるなんて正気じゃない。
この最初の勝負が映画にグッと引き込まれるポイントです。
エディが損な目にあってばかりで、終始悪役の賭博師バートがあまり痛い目に遭うことなく終わったのが残念です。
本作は25年後に続編「ハスラー2」が作られました。
エディを演じたポール・ニューマンがそのまま続投。
老いたエディが若き新鋭ハスラーを育てるお話です。
新鋭のハスラーを演じるのがトム・クルーズ。
本作を観たならぜひ続編もオススメです。
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