シティーハンター
1993年
香港
原題は「城市猟人」。
日本の同名人気漫画を題材にした、ジャッキー・チェン主演の動作喜劇片(アクションコメディ作品)。
ただし設定等は踏襲しているものの、舞台を香港にして全く原作とは関連のないお話。
また当時流行していた格闘ビデオゲーム「ストリートファイターII」に扮したバトルが繰り広げられるなど、おふざけ度の高い作品となっている。
あらすじ
「シティハンター」の異名を持つ私立探偵の孟波(マン・ポー)は、亡き相棒の妹である恵香を助手にして香港で暮らしていた。
ある日、家出した日本の大企業社長の娘であるキヨコを探して欲しいという依頼を受ける。
孟波はさっそく街中でキヨコを見つけるが、彼女に逃げられ見失ってしまう。
キヨコは偶然にも手にした乗船チケットで豪華客船へ向かった。
一方で恵香は孟波に好意を寄せていたが、彼には相手にもされない。
そのくせ美人には目がない孟波を見て、恵香はとうとう怒って家を飛び出し豪華客船へ向かった。
そんな恵香を追いかけて孟波も豪華客船に乗るが、船はテロリストによりハイジャックされようとしていた・・
ネタバレ!
孟波は原作「シティハンター」の主人公である冴羽獠の香港名で、恵香は同様に槇村香。
ほかにも野上冴子にあたる芽子も、豪華客船に潜入していた警官として登場する。
ただし孟波とは面識がなく初対面のようである。
また海坊主にあたる人物は登場しない。
お話の後半はこの豪華客船を舞台に、アクションとコメディが繰り広げられる。
船をハイジャックしたテロリストは乗客を人質に身代金の要求を企てるが、乗船していた孟波や恵香やキヨコ。
そして香港警察の芽子や船のカジノでギャンブルをしていた高達なる人物らと協力して、捕まったり、逃げ出したりの攻防が展開する。
ちなみにこの高達というキャラクターは、トランプを手裏剣のように投げる達人。
香港では高名な脚本・小説家が創作した、有名なキャラクターの1人だそうだ。
そして船内のゲームセンターで戦いが及んだときに、ゲーム機に感電して妄想による「ストリートファイターII」コスプレのバトルが始まる。
他にも船内の映画館ではブルース・リーの「死亡遊戯」が上映されており、孟波はリーの映像に励まされて長身の黒人ファイターに勝利したりする。
などなどユーモアに溢れた内容で楽しませてくれる。
ジャッキー作品として面白い映画なのだが、本作の評価は低かったりする。
というのもやはり「シティーハンター」の名を冠した映画だけあって、原作を無視したお話は受け入れられなかったようだ。
でもそれを気にしなければ、十分に楽しめる作品です。
なお日本人のキヨコを演じているのは後藤久美子でした。
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