ポセイドン・アドベンチャー

1972年

アメリカ


地中海を航海中の豪華客船が津波によって転覆し、生き残った人々は船に閉じ込められる。

すべてが逆さまになった船内から、なんとか脱出を計ろうとするパニック映画。


70年代にヒットしたパニック映画のひとつで、現代でも色あせない不朽の名作。


あらすじ

豪華客船ポセイドン号は全速力で航行中だった。

しかしその途上、海底地震による大津波が襲い船は転覆してしまう。


またたく間に天地が逆転し、墜落したり下敷きになる者など多くの人々が犠牲になる。

船内の大ホールに残った生存者たちは、救助を待つことにした。

しかしスコット牧師は「ここはやがて浸水する」と船底側へ登ることを主張する。

反対する多くの人々を残して、スコット牧師ら一部の人間が脱出を試みる・・・


スコット牧師/ジーン・ハックマン


ストーリー     ★★★

映像        ★★★

キャスト      ★★★

ハラハラドキドキ度 ★★★★


ネタバレ!

一説によると、統計ではこういった災害現場で助かる人の多くは“助かる行動をとった人”だそうです。

“行動する”という集中力が、ただ待つだけでは気づかないものに気づく可能性がやはり高いらしい。


スコット牧師の台詞もまた

「神は人間一人ひとりの面倒はみてくれない、弱きものは救わない」

と言っている。

案の定、映画でも大ホールに残った人々はやがて浸水に飲み込まれる。


一方で脱出を計ったスコット牧師らにも、次々と困難が立ちはだかる。

ただの調理場であっても、逆さになるだけでそこは危険なエリアと化す。

そして煙突の中をはしごで登る様や、水の中を潜って泳ぐ展開はまるでSF映画の光景。

というより、こちらの作品のほうがはしりとも言える。

そうしてひとり、また一人と犠牲者が出る。


最後はスコット牧師が自ら犠牲となり、残った人々は船底から救出されて映画は終わる。



本作には続編「ポセイドン・アドベンチャー2」がある。

本作直後のお話で、船内に残されたお宝を巡ってトレジャーハンターや生存者らが争奪戦を繰り広げ、最後は銃撃戦となるお粗末な展開らしい。

案の定ヒットせず、ほとんどの人が知らない。


また2006年にはリメイク作「ポセイドン」がカート・ラッセル主演で制作されている。

君蔵さんの映画日記

君蔵さんが日々観た映画の感想を思いのままに綴る日記。 高慢と偏見による映画レビューです。 あしからずご了承ください。 また映画のキャストや、俳優のプロフィール等の情報は完全なものではありません。

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