刑事ジョン・ブック 目撃者
1985年
アメリカ
殺人現場を目撃したアーミッシュの少年とその母親を守る為、刑事が2人を故郷へ送り届ける刑事ドラマ。
また刑事はそこで彼らアーミッシュとの交流を深め、心を寄せてゆくヒューマンドラマ。
ハリソン・フォード主演。
アーミッシュとは
アメリカやカナダの一部に集団で暮らす、ドイツ系移民の人々。
電気やガスなどに頼らず、車は馬車のみという昔ながらの自給自足生活を続けている。
彼らはキリスト教の一派で、厳しい戒律に基づきあらゆる事が制限されている。
宗教以外の音楽や読書といった娯楽は許されず、服装も質素なものしか着ない。
また人と争うことも禁じられている。
あらすじ
アーミッシュのレイチェルは夫を亡くし、息子のサミュエルを連れて旅をしているところだった。
途中、駅のトイレでサミュエルは殺人現場を目撃してしまう。
刑事ジョン・ブックは目撃者のサミュエルに犯人の特徴を尋ね、捜査を始める。
そしてサミュエルが指さしたのは、警察署に貼られていたある刑事の写真だった。
ジョン・ブックはすぐに上司に報告をしたが、直後に犯人に襲撃される。
上司もグルだったと悟った彼は、目撃者母子の身の危険を感じ2人を故郷へ送り返すことにする。
しかし銃撃で負傷していたジョン・ブックは倒れ、そのままアーミッシュの村で療養することになる・・・
ネタバレ!
レイチェルの父親をはじめ、村の人々はジョン・ブックの来訪を快く思わない。
牧歌的な暮らしをする彼らアーミッシュにとって、車に乗り音楽を鳴らし銃を持つアメリカ人は迷惑でしかないからだ。
しかしジョン・ブックは傷も癒えたころには村の仕事を手伝うようになり、徐々に彼らと打ち解けてゆく。
村人が総出で新しい小屋を建てるときも、彼らと共に額に汗を流し共に食卓を囲んだ。
そんなジョン・ブックと接するうちに、レイチェルは特別な想いを感じていく。
ある日町へ出たとき、アーミッシュたちが観光客に絡まれる。
決して争わない彼らは耐え忍んでいたが、ジョン・ブックがキレて反撃してしまう。
この出来事がテレビのニュースとなり、ついにジョン・ブックらの居場所が犯人にばれてしまう。
やがて村に犯人の刑事たちが口封じにやって来る。
ジョン・ブックはひとり迎え撃ち、アーミッシュたちの助けもあってこれを撃退した。
事件は解決し村に平和が戻ると、彼は村を去る。
ジョン・ブックとレイチェルはお互い同じ気持ちであったが、住む世界が異なる2人は無言の別れをするのであった。
アーミッシュという存在をこの映画で初めて知りました。
300年前の移民当時と同じ生活を続けているという人々がいたのにはオドロキです。
でも頑なに文明利器を拒否しているわけではなくて、列車には乗るし、水洗トイレも使えるのね。
最後に2人は結ばれるのかと思いきや、別れてしまうのは寂しくて残念。
刑事ドラマと恋愛ドラマが半々の一風変わった映画でした。
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