西部戦線異状なし
1930年
アメリカ
第一次世界大戦を、ドイツ軍の新兵ポールの視点から描いた戦争映画。
戦場の過酷さや不条理をリアルに写し出した作品。
なおドイツを舞台にしているが、アメリカ映画の為に登場人物は英語を話している。
あらすじ
第一次世界大戦。
ドイツ国内のある学校で、教師が学生たちに向かって愛国心を掻き立てる演説をしている。
それを聞いた若者たちは、次々と軍隊への志願を始めた。
若きポールも友人らと共に志願し、訓練を経てやがて彼らは前線へと送られる。
銃弾が飛び交う前線では、塹壕の中で身をひそめることしかできなかった。
ポールらは鉄条網を破壊する任務に付くが、友人の1人が狙撃されあっけなく戦死する。
本物の戦争を目の当たりにし、恐れる彼らを助けてくれたのは古参兵だった・・・
ストーリー ★★
映像 ★★★
キャスト ★★★
戦場のリアル度 ★★★★
ネタバレ!
この映画がすごいと思うところは、1930年に造られたということ。
まだ第二次世界大戦が始まる前で、私の知っている中では最も古い戦争映画になる。
まさに当時のリアルな戦場を描いた作品。
一人、また一人と仲間たちが死んでいく中、生き残ったポールはいつしか自分が古参兵となり新兵たちを導く立場となる。
そんな彼が休暇で故郷へ帰ったとき、母校では戦場での英雄談をぜひ学生たちに聞かせてほしいとせがまれる。
実情を知る彼はそんな気にはなれず、戦場の悲惨さを語る。
しかし若き学生たちにはピンとこず、ただ失望されるだけだった。
ポールが前線に戻ったある日、飛んでいた蝶にそっと手を伸ばし塹壕から身を乗り出した瞬間、彼は敵に狙撃されて息絶えた。
そんな風に戦場で日々に何人の兵士が死のうが、軍司令部への報告は「西部戦線異状なし」だった。
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